NEWS

【Column】
アドエビスとGoogle Analyticsの
コンバージョン計測の違い

ツールによって異なるコンバージョン設定と計測を正しく理解して分析につなげよう。

 

ウェブ広告の配信を行っていると重複した効果計測を防ぐ目的、広告接触ユーザーがどういう経路で
コンバージョンに至ったかを確認するためにアドエビスやGoogle Analyticsを活用することが多いのではないでしょうか?弊社経由でも導入のご支援をさせていただくこともありますが、実はこの2つのツールは微妙に計測方法が違うため、

 

「アドエビスではコンバージョン数が5件だけど、Google Analyticsでは3件でどちらが正解かわからない」

「Google AnalyticsではDSP広告からコンバージョンが取れてるけどアドエビスではリスティング広告でコンバージョンが取れている」

 

というような計測されている数字に乖離があることがよくあります。
今回は主にコンバージョンにまつわる計測の違いについてご紹介していきます。

 

コンバージョン計測ができる項目の違いがよくわからない・・
コンバージョン(目標)の種類について

①アドエビスのコンバージョンの計測方法:コンバージョン判定条件(URL)で計測、ページIDによる計測

 

そもそもアドエビスでは2種類の計測方法があります。Google Analyticsタグや広告のリターゲティングタグ同様、全てのページに貼り付ける共通タグとページビュー以外を計測するページID指定が存在します。具体的にどういうものか以下にまとめました。

 

・「コンバージョン判定条件による計測」とは広告のリマーケティングタグ同様、アドエビスタグを計測対象サイト全てに貼り付けしている状態でコンバージョンページのURLを指定する方法です。

 

・「ページID指定による計測」とはGoogle Analyticsイベントトラッキング同様、主にコールタップなどページ遷移以外のトラッキングを行う場合に使用する方法です。

 

②Google Analytics 目標の計測方法:URL、滞在時間、セッションあたりのPV数、イベント

 

Google Analyticsでは滞在時間による目標計測も可能なため、アドエビスとは取得できるコンバージョン(目標)の種類に違いがあります。ですが、Google Tag Managerを活用することでアドエビスの管理画面内でできる設定のみでは完結しませんが、滞在時間計測やスクロール計測などGoogle Analyticsで設定可能な計測は一部可能になっています。

 

※アドエビスを活用して滞在時間をコンバージョン計測に使用したい場合

 

滞在時間によるコンバージョン計測を行いたい場合はGoogle Tag Managerのタイマーを活用し「ページID指定による計測」することで滞在時間によるコンバージョン計測が可能な為、アドエビスを利用する場合は
Google Tag Managerを介した設定をするほうがその後の計測が楽かもしれません。

 

 

なぜコンバージョン数が違うのか?コンバージョン(目標)のカウントについて

 

アドエビスではGoogle Analyticsと違い、同一セッションで同じコンバージョンがいくつも計測されてしまいます。そのため、リロードによる重複カウントによるコンバージョンの実数との乖離が発生してしまうこともあります。以下にまとめました。


アドエビス
同一セッション1回のみ計測 or 同一セッション内でのコンバージョン複数カウントのいずれかを選択可能

 

Google Analytics
同一セッション内で同じ目標は1回のみ計測


 

そのため、状況に合わせて計測設定を変更すると良いでしょう。

 

セッション数が合わない・・・
コンバージョンした流入元の計測について理解しよう

Google Analytics参照元/メディアレポートでは、今回のセッションの流入元が「direct / none」の場合、1つ前の流入元が表示される仕様ですが、アドエビスでは過去流入元を引き継ぎません。あくまでセッションごとに計測を行う仕様となっています。
以下は実際の流入元に対して、アドエビスとGoogle Analyticsでどのようにレポーティングされるかをまとめてみました。

 

※参考:参照元メディア計測について【Column】Googleアナリティクスで正しく流入元毎のコンバージョンを評価しよう

 

Google Analyticsは実際の流入元に対して、2回目の訪問がブックマークなど流入元がわからない場合、前回の流入元を引き継ぐのに対して、アドエビスは過去訪問していても引き継ぎません。あくまで今回は今回という記録がされます。
※Google Analyticsでも直接セッションというディメンションを活用して今回の訪問がブックマークなど流入元が分からないdirect/noneなのかがわかるようになっています。

どうやってツールを使い分けるのか?

ツールによっての見やすさと施策の回しやすさが判断基準となるのではと思います。例として、弊社では以下のような使い方が良いと考えています。


広告施策以外の自然検索などの全体を踏まえた分析(全体の把握):Google Analytics

各施策単体、施策間のコンバージョン貢献度(施策単位の把握)     :アドエビス


どうしても施策単位の把握をするとなると、把握とその後のアクションの回しやすさにおいてアドエビスが優れていると考えています。たとえば、

 

「媒体毎のCVするまでの詳細データ」
「媒体間、バナーやターゲティングによる影響度があるのか」

 

などが一覧で見た上で次の打ち手を見つけるまでのスピードが上がる為、上記のような使い分けを行い、PDCAのスピードを上げていきましょう。

 

 

今回は、Google Analyticsとアドエビスのコンバージョン計測の違いについて紹介しました。正しい広告評価を行い、改善を行うウェブ広告活用に関してご興味があればお問い合わせください。

 

 お問い合わせはこちら