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報道関係者各位
マーベリック株式会社

【CASE】
ユーザー目線でのブランディング広告とは

~Sphereのデータの質×Momentumのアドベリフィケーション技術~

 

ブランドセーフティとアドフラウド対策を実現しているMomentum株式会社(以下、モメンタム)の代表取締役社長 高頭 博志(たかとう ひろし 以下、高頭) 氏と、マーベリック株式会社の代表取締役社長 美留町 督(びるまち いさむ 以下、美留町)との対談インタビューとなります!(写真左から、美留町、高頭氏)

 

―本日はよろしくお願いいたします。

―早速ですが、モメンタムさんについてお聞きします。
もともとブランドセーフティとアドフラウド対策の事業を目的にスタートしたのですか?

高頭 :
そうですね。ただ設立当初は、アドテクとういうよりはインターネットのテクノロジーを使って問題を解決していく、という考えでした。その中で、言語解析等を活かせて現状のマーケットでポジションがあるところと考えると、ブランドセーフティ、アドフラウド対策などのアドベリフィケーションツールがピッタリで事業に発展していきました。
最初は、アダルトサイトや違法コンテンツの配信サイトをブロックするソリューションを提供していましたが、クライアントである代理店様とお話する中で、ヘイトスピーチなどのネガティブなコンテンツや、記事に書かれたコンテンツを自動で判断した上で、安心して広告を配信したいというご要望を感じ、日本で唯一それにお応えできるアドベリフィケーションツールの開発・提供に至った感じですね 。

 

美留町:
モメンタムさんの売り・強みってなんですか?

高頭:
例えば酒類メーカーさんだったら、飲酒運転による交通事故の記事が掲載されているページに広告を表示すると、企業にとってマイナスイメージになってしまう可能性があるかと思います。モメンタムでは、こういったリスクを抑えるために、ページ内のコンテンツを自動で識別した上で、業種別フィルターによって配信する広告を制御することができます。これが弊社の売りとなります。

美留町:
なるほど。フィルターってどうやってつくられているのですか??例えば、ドメインベースでコントロールなのか
htmlのメタベースなのか最たるはページを解析している等あれば、可能な範囲で教えてください。

高頭:
弊社の業種別フィルターの強みは、この3つです。

・本文の抽出をして、記事の内容を理解する
・記事を形態素解析してキーワードを抽出する
・アクティブ・ラーニング手法で言語のアップデートをする

ネットスラングなどもキーワード化してきちんとページ解析ができるようになっており、こちらは実はあまり複雑ではないのですが、厄介なのがニュースサイトなどの記事コンテンツですね。今までなかった新しい表現の❝言葉たち❞が日々生まれてくるので、常に情報をアップデートし続けています。日本語はとても難しくて厄介ですから(笑) そこにしっかり対応できるのは国産のアドベリフィケーションツールならではの武器だと思っています。

―確かに日本語は、略したり新しい表現が生まれたりしますね。
では、それをどのように対応しているのですか??

高頭:
定常的に注目度の高い記事を読み込み、解析不能だった単語をキャッチアップする形で、データベースをアップデートしています。

美留町:
日本語しっかり習得されているんですね!私もいろんな言語のなかでも一番複雑なのが日本語だと思います(笑)だからこそ、そこに需要があると思います。
マーベリックはDSPの会社ですが、私がネットリサーチの会社出身ということもあり、ユーザー属性でペルソナを設定できるような構成になっています。よって、パフォーマンスだけでなくブランディングの案件の配信も多くお取り扱いさせていただいていますが、クライアント様の間で最近特にアドベリフィケーションへの関心の高さを感じています。
アドフラウド排除によるパフォーマンスの向上と、ブランド毀損へのリスク排除のため、第三者の立ち位置から対処していただくことで透明性の高い広告配信を行うために、今回モメンタムさんにご協力いただくに至った形です。

―今やクライアントや広告配信ツールがブランドセーフティ・アドフラウド対策を行うのが標準化している流れのように思いますが、ユーザー側に対してメリットがあるとすれば何ですか?

高頭:
現状はユーザーにメリットをご提供できているかと言うとなかなか難しいところなのですが、今後は対応していきたいと思っています。いままで培ってきたブランドセーフティとアドフラウド対策の技術を組み合わせて、ユーザーが正常なページ遷移をしているかを判別できるソリューションを提供していきたいと考えているんです。リンクをクリックすると意図したページへ遷移せずに強制的に広告のページへリダイレクトされるというような、UXを阻害するような広告の設置をしている媒体が一部でありますが、そういった媒体への広告配信をフィルタリングすることで、ユーザーを不快にさせるような広告を制御することができます。これによってユーザーへもメリットをご提供するサービス提供ができると思っています。

美留町:
確かに。特にスマートフォンは画面が小さい分、誤タップを誘発するような広告設置によって、コンテンツをタップしたつもりが広告をタップしてしまうことも多いですからね。

高頭:
他にもスマートフォンでの誤タップでよくあるのがページの最下部にふわっと出現するようなタイプのオーバーレイ広告です。こうした誤タップを誘発するリスクの高い広告の設置方法は、ユーザー体験を阻害だけでなくCPMの悪化にもつながりますので、弊社としてはあまり推奨しておりません。

美留町:
最初はPCでアドテクが流行り、スマホが途中から入ってきて、スマホ広告にPCの技術をそのまま入れましたけど、PCの考え方そのままではマッチしきれず、もう一度再発展させていかなければって感じですよね。しかしスマホ広告でも特にインフィード広告等ネイティブ広告は、メディアさんが直接広告tagを触れるものも現状多いので、それが全部悪いとは思いませんが、現状だとtagを制御して枠を悪いようにも使うことができますからね。その仕様自体をなくてしまうと、今度はメディアさん的にデザインの統一性が取れなかったりするので、もう枠というよりデータ上で状況を管理するイメージになっていくんですかね。

―現在の世の流れ・傾向ってどう感じていますか?

高頭:
世界的にアドベリフィケーションへの関心が高まっていると感じています。特にブランドセーフティに関しては、昨年まで不正媒体をブラックリスト化してドメインによる広告配信制御を行う対策がマーケターのなかで一般的であったかと思います。しかし、今年になって海外の大手クライアントがブランド毀損を防ぐためにYouTubeやFacebookへの出稿を一時見合わせた件が世界中で報じられて、ブラックリストでの制御だけでは不十分である、という風にマーケターの意識が大きく変わったように感じます。どれだけ優良な媒体でも、クライアントのイメージを毀損するリスクのある記事ページは存在していますので、記事(コンテンツ)単位でしっかりとフィルタリングを行う対策は今後広告配信において標準化されていくのではないかと思います。

 

―今後の課題や取り組みを教えてください!

美留町:
DSPベンダーとして、クライアントに安心してご利用いただけるようブランド毀損を防ぐためのブランドセーフティ、広告効果を適正にする為のアドフラウド対策をこの度モメンタムさんの協力のもと開始いたしましたが、さらなるサービス提供のために、弊社からクライアントへの情報発信を積極的に行っていかなくてはいけないと思っています。

高頭:
アドフラウドを仕掛ける事業者は、そこで得た収益を用いて、更に凶悪なサイバー犯罪に手を染めていくと言われています。つまり、不正事業者との戦いはいたちごっこの戦いです。これに立ち向かうにはクライアントだけでなく、アドプラットフォームを提供するベンダーや広告運用を行う代理店、そして、媒体社側も含め、広告業界全体で問題を把握し、それぞれの立場で対策を行い、手を取り合いながら透明化を行っていく必要があります。
モメンタムは今後も中立性を持ったソリューションベンダーとして、様々な事業者と協力しながらデジタル広告の透明化を推進していきます。適切な媒体の適切なコンテンツにのみ広告が配信される環境をつくっていくことで、クライアントにもっと積極的なデジタルプロモーションを行っていただけるような未来を実現したいですね。

美留町:
マス広告への出稿予算をデジタル広告へ寄せているクライアント様が増えている傾向がある今、我々広告配信事業者はそういったクライアントの期待にお応えすべく、この問題と向き合わないといけない時だと思います。その上で、DSPとして出来ることは原点に戻り、ターゲティングをするユーザーの精度と質をどう担保するかが重要だと思うんです。

高頭:
おっしゃる通りだと思います。最近一部のナショナルクライアントの中でテレビCMキャンペーンがデジタル広告のキャンペーンと比較してフリークエンシーが高すぎるとの懸念の声があり、今までのマス広告の予算をデジタル広告に寄せていく傾向が少しずつあるようです。広告業界が今、まさにそういった過度期にあると思っているので、ナショナルクライアントのデジタルシフトにできる限り貢献していきたいです。

美留町:
それにはやはり第三者の視点が必要になるので、モメンタムさんにご協力していただきつつ、切磋琢磨し合い技術を高められたらと思っています。大手のみならず、中小メディアさんの収益性にも貢献しつつ、クライアントやユーザーが不快になることがないような仕組みを業界として取り組まないといけないと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

―話は盛り上がり、今度お二人で飲みに行かれるそうです。
双方の立場で課題に取り組んでいかれるとのお話がありましたので、今後に期待したいと思います!

 

 

マーベリック株式会社について

マーベリックは、広告配信プラットフォーム(DSP)事業を展開しており、DSPの開発・販売、RTB(*2)インフラやDMP(*3)の構築支援を行う企業です。 また、新たな取り組みとして、ビッグデータ解析技術を活用し、O2O(*4)を推進するエリアマーケティングの新システムの開発を担います。

 

本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル4F

代表者    : 代表取締役 美留町 督

事業内容  : DSPの開発・販売、RTBインフラの導入支援など

創業      : 2013年

URL      : http://www.mvrck.co.jp/

 

Momentum株式会社について http://www.m0mentum.co.jp/index.html

Momentum は、アドフラウド対策やブランドセーフティにおいて、世界最高水準の認定団体であるトラストワージーアカウンタビリティグループ(Trustworthy Accountability Group:以下、TAG)より認定を受けた国内初のアドベリフィケーションカンパニーです。

広告配信におけるブランドセーフティを実現する「BlackSwan」並びに、独自のオーディエンス情報及び媒体情報を基にした国内初のアドフラウド対策を実現する「BlackHeron」を提供しております。

事業内容:アドテクノロジー関連技術の開発

所在地:東京都港区南青山5-4-35 たつむら青山ビル

代表取締役社長:高頭 博志

 

 

(*1) DSP (Demand Side Platform)
複数の広告枠の配信最適化および、効果検証などの一元管理を目的に開発された広告主向けのシステムを指します。

 

(*2) RTB (Real Time Bidding)
広告の表示毎に閲覧ユーザーや広告掲載面、1ユーザーあたりの表示回数などの情報を分析して、最適と判断できる場合のみオークション方式で入札と配信が可能となる仕組みです。

 

(*3)DMP (Data Management Platform)

各種Webサイトのアクセスデータ・広告配信・顧客・その他の外部サプライヤーのデータを管理し、 広告配信や分析調査等のデータ活用チャネルと連携するデータ統合管理システムを指します。

 

(*4) O2O (On-line to Off-line)
オンラインとオフラインの購買活動が連携し合い、オンラインでの活動が実店舗などでの購買・来店に影響を及ぼすようなマーケティング活動を指します。

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

 

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

マーベリック株式会社  担当 細野
TEL 03-5908-8107
E-mail info@mvrck.co.jp

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